「花は、私たちに満面の微笑みと香りを放ち勇気づけてくれます。ちょっとだけ、見つめてみませんか。」とPOPに書きましたが、
実は物語があります。
愛する夫と離れ、人里離れた山の中に侍女と2人だけで幽閉されます。愛する人と離れなければならない彼女、彼女の思いをいけばなでイメージしてみました。
大きな枝は、彼女が季節をとおし見ていた山の景色、自然界です。ピンクの百合は彼女自身、白い花はあふれる一筋の思いです。床に置いた枝は、夫と彼女の思いの架け橋です。
アートも春夏秋冬。季節は冬が終わっても春となる… 自然のめぐり合わせです。
花材 キウイ:北九州市産 梅花空木:北九州市産 菊:糸島市産 ヴァンドーム:うきは市産